死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 門田隆将
3行アウトプット(*^^*)
・極限の場面では、人間は、強さと弱さを両方、 曝け出す。日頃は目立たない人が土壇場で驚くような力を発揮したり、逆に普段は立派なことを口にする人間が、いざという時に情けない姿を露呈したりする。
・吉田や現場の人間が闘ったのは、会社のためでも、自分のためでもない。世のなかで一番、大切なものを「守るため」ではなかっただろうか。それは「命」である。
・私は、このノンフィクションを執筆しながら、「人間には、命を賭けなければならない時がある」ということを痛切に感じた。
権藤大樹